ff式石油ファンヒーターとは

ff式石油ファンヒーターとは、簡単にいうと円筒の設置が必要な常設型の暖房器具のことです。一般的な石油ファンヒーターは、物理的な問題さえクリアしてしまえば、家のどこへでも移動させて、使用することが可能ですが、ff式は、エアコンのように、一つの場所から移動させることはできません。寒さが厳しい寒冷地域のお住まいの方は、愛用されている家庭が多いですが、関東や関西などの地域では、あまり普及していないタイプの暖房器具です。

円筒から燃焼の際に生じたガスが排出されるので、マメに部屋の空気を入れ替えなくても、継続して部屋を暖め続けることができるというメリットがあるので、規模の大きい工場や事務所などの施設でも採用されていることが多いようです。非常にパワフルな暖房能力を持っている反面、価格が高価(10万円近く)なので手軽に導入できる暖房器具では無いというのも事実です。とくに賃貸マンションなどでは、ほぼ導入は不可能だといっても問題ないでしょう。

北海道や東北地方にお住まいの方が、新たにff式を導入される場合には、メンテナンスのことまで考慮するようにしてください。というのも、冬の暖房器具の事故として、一酸化炭素中毒が代表例としてあげられているように、メンテナンスが不完全な状態で、機器の故障があった場合、FF式は致命的な事故を引き起こしかねません。

通常の暖房器具であれば、事故の前には、かならず、臭いが強くなったり、着火がおそくなったり、などといったような、目に見えるかたちでの不具合が露出されますが、FF式は、突然、事故として不具合が露出されるというパターンがあるからです。灯油の排出を円筒によっておこなっているので、部屋に臭いが充満するレベルの不具合があったとしたら、それは、すでに致命的な損傷を受けている可能性があるからです。円筒によって排気する構造なのに、それが部屋に漏れるという状況は、とっても深刻な状況というわけです。

すぐにスイッチを消すなどのアクションをおこそうとしても、「時すでに遅し」で、一酸化炭素中毒になってしまう恐れがあるので、設置してくれる業者さんに対して、家庭でおこなえるメンテナンスの方法と、定期的にプロに行ってもらうメンテナンスの2つを事前に確認しておく必要があります。


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