石油ファンヒーターとエアコン比較

石油ファンヒーターとエアコンの電気代や燃費を比較を比較してみると、最新の機種であれば、そんなに大きな違いが無いことが分かります。とくに、パナソニックの「エコナビ」や東芝の「大清快」などの最新シリーズは、徹底的に消費電力を意識しながらエアコンを設計しているので、電気代と灯油の燃費を合計したトータルのコストで石油ファンヒーターと比較しても遜色ありません。安全面などを考えるのであれば、十分選択しても問題ないのではとおもいます。問題なのは、最新エアコンの価格ですよね。本体価格+設置費用などを含めて考えると、決して安い買い物ではありません。最新機種であれば、6畳から10畳タイプのもので7万円から20万円までしてしまいます。

一方で、石油ファンヒーターは、取り付け工事も必要なく、購入したその日からすぐに使えるというのが利点ですね。灯油を入れて、スイッチを押すだけですので、エアコンの取り付けが困難な部屋や場所(脱衣所や旧式のエアコンが設置されてしまっている賃貸マンション)でも簡単に導入することができます。価格は6畳から10畳タイプのものですと、8千円から3万円までラインナップされています。

それでは、月のランニングコストを比較しましょう。1日10時間、1か月稼働させたときのコストはそれぞれいくらになるのでしょうか?エアコンは最新シリーズの「大清快ボイス」6畳用の暖房使用時のコスト、石油ファンヒーターは、9畳用のダイニチNEシリーズで比較してみました。

  • 石油ファンヒーター(ダイニチNEシリーズ)
  • 0.067kwh(平均消費電力67W→大火力82Wと小火力49Wの中間)×25円(全国の電力会社の平均的な1時間あたり価格)×10時間×30日=503円

    0.157リットル(1時間当たりの灯油使用料の中間→最大0.243リットル 最少0.066リットル)×100円(1ℓあたりの平均的な価格)×10時間×30日=4,710円

    503円(電気代)+4,710(灯油代)=5,213円

  • エアコン(東芝 大清快ボイス)
  • 0.45kwh(暖房の平均消費電力450W)×25円(全国の電力会社の平均的な1時間あたり価格)×10時間×30日=3,375円

    ※東京電力では、2012年の9月から電気料金の値上げによって、月間120kwhまでの累積分が18.89円、120kwhを超えた累積分は、25.19円で計算されます。(300kwhを超過すると、さらに高い単価が適用されます。)一人暮らし用の冷蔵庫51W(2ドア)を24時間稼働させた場合、月間の累積消費電力は37.5KWhとなり、もっとも安い料金ゾーン(18.89円の適用領域)の31%を占める計算となります。

上記の計算により、単純に比較すると、石油ファンヒーターの1ヶ月のコストは5,213円で、最新のエアコンの1ヶ月の電気代は3,375円という計算になります。2012年9月に東京電力が電気料金を値上げてしまいましたが、それでも最新エアコンに買い換えれば石油ストーブよりも安いランニングコストになるようですね。

数字上の計算だと、最新エアコンの勝利ですが、実際に、肌で感じる暖かさや快適さといったものは、個人の感覚や地域によって大きくことなってくると思います。個人的には、旧型エアコンをお使いの方で、北陸or関東エリアにお住まいの方には石油ファンヒーターをおすすめしたいとおもっています。


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