石油ファンヒーターのメーカー

石油ファンヒーターのメーカーは、メジャーなところでいうと、ダイニチ・アラジン・トヨトミ・コロナなど、合計4社が専門メーカーとして存在しています。シャープ(2007年に販売終了)やナショナルなどの電機メーカーも製造していますが、専門メーカーとくらべると、ラインナップも少ないですし、人気もあまりないようです。

これから石油ファンヒーターを購入する人のために、以下に各メーカー毎の特徴を記したいと思います。燃費の制御技術や電気代などが、各メーカー毎に異なってくるので自分や家族のライフスタイルを考えて選定しましよう。

  • ダイニチ
  • ブンゼン気化式バーナーを採用している。スイッチを入れてから40秒で着火し、いち早く部屋を暖めることに長けているメーカー。バーナーの燃焼に対して電力を使用する方式なので、他メーカーに対して電気代が高くなってしまう傾向にある。機種によってことなるが、80Wから400Wまでの幅があり、電気代に換算すると1時間あたり2円から10円ほどになる。大型の機種になればなるほど消費電力は大きくなる傾向にある。バーナーの構造上、もっとも石油の匂いを抑えているメーカーといえる。

  • アラジン
  • 独特の優雅な石油ストーブのデザインで、古くから日本人に親しまれてきたアラジン。石油ファンヒーターのデザインも非常に秀逸で、デザイン関係者の方が好んで購入している様子。価格帯は、高めゾーンの機種が多い。ブンゼン気化式バーナーを採用しているが、13Wから22Wと、ダイニチと比較すると電力をそれほどくわない。ちなみに1時間あたり0.32円から0.55円とかなり抑えている。これは、おもに点火時のみに電気を使用して、燃焼時にはヒートバック方式で電気を使わずに灯油のみで燃焼を促していることによるものだといわれている。多くの口コミで、匂いが気になると回答している人が目立つのがちょっと気にかかる。

  • トヨトミ
  • ポット式を採用している。燃焼筒に直接、灯油を流し込んで燃焼させるシンプルな構造。灯油の質を問わずに、燃焼させることができるので管理の手間がかからない。(ポット式以外の石油ファンヒーターは、1年前の灯油を使用するのは基本的にNGとされている。)着火までの時間が、他メーカーよりも時間がかかってしまうというデメリットがあるが、電気代は安い。節電モデルの機種であれば、5Wから12Wとなり、電気代に換算すると1時間あたり0.1円から0.3円となる。他メーカーのバーナーと比較して、灯油の匂いが漏れやすいというデメリットがある。石油の独特な匂いが人よりも気になる人は、購入をやめたほうが無難。しかし、それほど石油の匂いに対して執着のない人であれば、灯油の質にこだわることなく燃焼させることができ、電気代もギリギリまでセーブすることができるのでおすすめのメーカーといえる。ちなみに、筆者は、トヨトミが採用しているポット式が好きです。1年間の灯油でも、問題なく使用することができるのが(故障の原因にならない)タフなところが好きですね。

  • コロナ
  • ポンプ噴霧式を採用している国内唯一のメーカー。ポンプ噴霧式は、ブンセン気化式と比較して電気代がとても抑えることができるのが利点。機種によって幅があるが、8.5Wから29Wになり、電気代に換算すると1時間あたり0.2円から0.73円になります。節電を意識して、新しく石油ストーブを購入するのでしたら、間違いなくコロナがおすすめです。

    ※電気代は、東京電力2012年9月の第二段階料金を適用しています。

以上です。主に電気代を中心に、各メーカーの特徴をまとめてみましたので、冬の節電対策として購入されるときには、良い目安になるのではと思っています。灯油の燃費については、各メーカーともに、オンとオフを自動で制御していますので、最新の機種であれば、設定温度をキープするように灯油の消費を抑えてくれる機能がありますので、メーカー選びの際は、あまり意識しなくても良いのかと思います。


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